「草食男子」と言われるように、最近の日本の男性はあまり恋愛に積極的ではないようです。

女性まで奥ゆかしい大和なでしこのままだと、永遠に恋愛が始まらない…!

というわけで、女性の方から積極的にLINEを交換したり、デートに誘ったりする「肉食女子」が増殖しています。

では、食生活の方はどうでしょうか?

「肉食化」する日本人の食生活

一汁一菜だった日本人の食事

昔の日本人の食生活は、草食が中心でした。

江戸時代以前の伝統的な食文化は「一汁一菜」です。ごはんと汁物、それに野菜のおかずが一品、以上。

それもまだ贅沢な方で、江戸時代の庶民はご飯とわずかな漬物を食べて暮らしていたようです。

戦後の肉食事情

時代は下り、第二次大戦後。1960年代に日本人1人当たりが年間で消費する肉の量を調べてみると、

なんと5㎏ぽっちです。

いいですか、1か月じゃありません。1年で5kgだけです。

1日あたりに換算するとたった14g。これはギョウザ1個分。

昔はお肉は毎日食べるものではなく、まさに「ご馳走」だったのですね。

現代の日本人はお肉が大好き

ところが現代の日本人は、どんどん肉食化しており、60年代に比べると6倍以上と言われています。

つまり年間で1人あたり30キロ以上も食べていることになります。

仙台名物の牛タン、その他焼肉食べ放題や、しゃぶしゃぶ食べ放題は肉食文化の象徴ですね。

肉の食べ過ぎは悪玉菌を増やす

お腹いっぱい肉を食べて、ああ幸せ~…

肉だけでなく、動物性脂質を大量に含むソーセージやハム等も日常的に食べる機会が多くなっています。

スーパーや コンビニエンス ストアでも、フランクフルトやチキン、メンチカツ等のホットスナックは気軽に食べれて美味しいですよね。

 

と、ちょっと待ってください!肉の食べ過ぎは腸にとって超危険なのです!

肉を食べる量が増えるのに連れて、増えて来たものがあります。

 

それは、大腸がん

 

男女とも1960年以来、1990年代前半まではずっと増加し続け、その後は横ばい傾向にあります。*

2014年の死亡数がおおいがんの部位で、大腸がんは堂々の第2位!*

* 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター「最新のがん統計」より

肉を大量に食べ続けると腸内の細菌に何が起こるのか?

腸の中にいる腸内細菌

よくヨーグルトのコマーシャルで、「お腹の善玉菌を増やしましょう」と言ってますね。

乳酸菌、ビフィズス菌など、菌の名前もよく聞きます。

腸の中には、それ以外にもたくさんの菌が存在し、その種類は確認されているものだけで500種類以上!数にして100兆個以上!

それらの細菌たちは、体に有益な働きをしてくれる善玉菌と悪さをする悪玉菌、良くも悪くも影響のない日和見菌の3カテゴリーに分類されます。

数の割合は、ふつう善玉菌が3割、悪玉菌が1割、日和見菌が5~6割程度を占めています。

この数のバランスが崩れて悪玉菌が増えてしまうと、大変なことになるのです。

肉類を食べ過ぎたときに腸内で起こっている事

肉を食べると、腸の中では一体何が起こっているのでしょうか?

肉には、動物性脂質が含まれています。

この動物性脂質事態は有害なものではなく、肝臓から分泌される胆汁の胆汁酸の働きで脂肪酸とグリセロールに分解されます。

ところが、動物性たんぱく質を取り過ぎると胆汁が過剰に分泌!!

いつもなら胆汁は小腸で回収され肝臓に戻る仕組みになっていますが、胆汁が多すぎると回収が追いつかなくなってしまいます。

胆汁は大腸まで流出し、腸内の悪玉菌はこれに飛びついて増殖します。

腸内で発がん物質をつくる悪玉菌

増えた悪玉菌がどんな悪さをするかと言うと、腸の中の消化物の腐敗を進めます。

悪玉菌はメタンガスや硫化水素をつくるので、便やガスが臭くなります。

ただ臭いだけでなく、大腸がんの一因となる発がん促進物も作られます。

あなたの腸内は大丈夫でしょうか?

ちょっといつもより便が匂うな、と思ったら腸内の悪玉菌が増えている危険信号かもしれません。

菌活で腸内の細菌バランスを整えよう

腸内環境を整えるには、肉類を控える

善玉菌を増やして悪玉菌をやっつけるには、どうしたらいいのでしょうか?

まずは、肉類を控えましょう。

少量なら問題ありませんが、大量に食べるのは避けた方が腸のためです。

菌活で腸を元気によう!仙台で菌活!

次に、腸内細菌を元気にする食品を積極的に食べましょう。

最近、何かと話題の「菌活」とは発酵食品などを積極的に食べること。

食生活から腸を整え、大腸がんを予防しましょう。

仙台の菌活おすすめ食材ラインナップ

以下、腸内環境を整えるのに欠かせない食べ物をご紹介します!

菌活をすると、大腸がんの予防だけでなく美容と健康にうれしい効果がいっぱい。

ぜひ、献立のご参考にしてください。

菌活食材その1 きのこ類

菌という字は訓読みで「きのこ」と読むんだそうです。

これはきのこそのものが菌という意味らしいです。

つまり菌をまるごと食べられるのがきのこということですね。

善玉菌のエサになる食物繊維、ビタミンDやB群、オルニチンなどが豊富で、美肌作り、ストレス対策、ダイエット

免疫力維持、二日防止、夏バテ防止、糖尿病対策に脳活性化など期待される効果もたくさんあります。

種類も栄養素も豊富なきのこ、食べないわけにはいかないですね。

主な食材:しめじ、エリンギ、ブナピー、えのき、まいたけ、しいたけ

 

菌活食材その2 麹(こうじ)

お馴染みとなった塩麹は色々なお料理に使えてホントに重宝ですよね。

麹菌は加熱した穀物に繁殖する菌で、酵素の宝庫でもあります。

消化の補助とうまみ成分アップの効果があり、お通じをよくする働きもあります。

またメラニンの生成を抑え、美白効果も期待できます。

主な食材:味噌、醤油、塩麹、甘酒

 

菌活食材その3 乳酸菌の発酵食品

乳酸菌は、糖を発酵させて乳酸を作る菌です。

 

ところで乳酸菌とビフィズス菌の違いってわかりますか?

どちらもヨーグルト絡みの菌なので、ごっちゃになっている方も多いのではないでしょうか!?

乳酸菌もビフィズス菌も腸内にある善玉菌です。

どちらも整腸作用があるので、ビフィズス菌は乳酸菌の一種という見方もできます。

 

ビフィズス菌は乳酸と酢酸を作り出す細菌で、人間の腸内に棲む善玉菌の99.9%を占めます。

酸素があると生育できない「偏性嫌気性」という性質を持ち、乳酸菌のように自然界で幅広く生息することはできません。

 

一方乳酸菌は乳酸を作り出して体に良い働きをする細菌の総称です。

数はビフィズス菌と比べるとグッと少なく、善玉菌全体の0.1%以下です。

人や動物の腸内のほか、牛乳や乳製品、漬物などの乳製品にもあります。

酸素があっても生育できる「通性嫌気性」で、自然界にも存在します。

 

乳酸菌はタンパク質や脂肪の分解、便秘予防に効果があります。

また腸内の善玉菌を増やして、細菌や病原菌から守ってくれる働きもあります。

胃酸に弱いので、食後の胃酸が弱まっているタイミングで摂取するのがおススメです。

主な食材:ヨーグルト、チーズ、キムチ、漬物

 

菌活食材その4 納豆

納豆を作り出す菌で「ナットウキナーゼ」という成分が含まれているということは有名なことですね。

 

そしてこの納豆菌が凄まじいまでの耐性能力があるのをご存知でしょうか?

100度で煮沸しても死ななかったり、紫外線にも強ければ、超真空にも耐えられる不死身の菌なのです。

 

もちろん効果も抜群で、血栓を溶解する働きがあったり、動脈硬化を予防したり

ビタミンKが豊富なので骨粗相しょうの予防にも効果があったりと、人の体にもたらす恩恵は計り知れません。

 

和食の定番納豆が日本に存在すること自体に私たちは感謝しなければなりませんね。

主な食材:納豆

 

菌活食材その5 酢

酢酸菌は、アルコールやブドウ糖をエサにして酢酸を作る菌の総称です。

酢酸は細胞内に入るとクエン酸に変わり、疲労回復の効果があります。

また酢には内臓脂肪を減らす働きがあり、高血圧・高血糖・高コレステロールの予防にも効果があります。

主な食材:酢、ナタデココ

 

菌活食材その5 酵母菌の発酵食品

パン酵母やビール酵母など、食品の加工菌として使われます。

ところで酵母と酵素、違いがわかりますか?

 

人の体の中に存在している酵母のことを酵素といいます。

酵素は体内で消化や吸収、代謝の働きをしてくれるもので

酵素のおかげでアミノ酸やビタミンなどの栄養を吸収し、エネルギーに変えて体を動かすことができます。

酵母と酵素は全くの別物ではなかったんですね。

 

そして酵母は糖質や脂質を分解する働きがあり、高血糖を予防する効果もあります。

また腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてお通じを良くしてくれます。

主な食材:ワイン、日本酒、パン、味噌、醤油

 

いかがでしたか!?身近な食材も多いですね。

ぜひ取り入れやすい部分から「菌活」を始めましょう!

菌活で腸内細菌を整えるさまざまな効果

そして実際これらの食材を摂り続けるとどんな嬉しいことが私たちの体に起こるのでしょうか?

 

菌活の効果その1 ダイエット効果

ダイエットに最適の食材といったら、なんと言ってもきのこ!

100gあたり20kcalととっても低カロリー。

きのこに豊富な食物繊維は腸をキレイにする働きがあるので、

代謝が良くなり痩せやすい体になります。

またきのこのキノコキトサンには、脂肪の吸収を抑えて排出を促す働きがあります。

 

菌活の効果その2 免疫力アップ

人間の腸の中にある100兆個の菌には

善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の菌が存在していています。

健康な人なら善玉菌20%、悪玉菌10%のバランスになっています。

残り70%の日和見菌が腸内の環境によって良い働きも悪い働きもします。

乳酸菌を取ることで善玉菌が増え、腸内環境を整えることで悪玉菌を抑制し免疫力を高めます。

 

菌活の効果その3 便秘予防

便秘の原因の一つに悪玉菌の増加がありますが、

善玉菌を増やすことで腸内環境を整え便秘の解消に繋がります。

また植物繊維の豊富なきのこを食べることで解消されます。

(参考:排毒(デトックス)の意味とは? 解毒との違いって? 仙台で排毒して健康に

 

菌活の効果その4 美肌効果

発酵食品には抗酸化作用があり、お肌の老化を抑える働きもあります。

善玉菌が増えて腸内環境が整うと、老廃物の排出が促され吹き出物やニキビの改善に繋がります。

また、味噌屋納豆の原料の大豆には女性に嬉しいイソフラボンが含まれているので血液サラサラ、お肌や髪のツヤやハリにも効果がありますよ。

 

このように健康や美容に役立つ発酵食品ですが、食事で摂取した菌は3日ほどで便と一緒に排出されてしまいます。

ですから毎日摂ることが大切になります。

 

また第二の脳と呼ばれる腸は、幸せ物質と呼ばれるセロトニンをたくさん出してくれます。

腸内環境を整えて心も体も元気になりましょう!