仙台はうだる暑さが続いています。

こんな時は学校休みたいな~とか、会社を休みたいな~とか

誰もが一度は考えた事があるのではないでしょうか?

 

実際に仮病を使って休んでいる方もいるかも知れません。

 

実は「病気になりたい…」「病気になりたい…」と 思う病気が本当に有るんです。

 

周囲の関心や同情を引くために病気を装ったり、自分の体を傷つけたりする

精神疾患のひとつです。

 

もしかして…会社を休みたいと考えていた私も??と思った方は最後まで

お付き合いください。

 

この病気はあくまでも、病気やケガをすることが目的なのではなく 手段のひとつです。

 

自分に周囲の関心を引き寄せる、第三者に優しくしてもらえることで、精神的な満足を

得るのが目的であり、最優先されます

 

 

この病気には いくつかの特徴があります。

 

普段は誰も自分を 気にかけても くれないのに、

 

体調が悪いと…

『大丈夫?』とみんなが 声をかけてくれます。

 

「あしたも病気だったら いいのになぁ~」と思ってしまうことはありませんか?

 

他にも…

誰かが病気やケガをして 周りから気遣ってもらったりしているのを見ると

「自分も病気になりたい、ケガしたいなぁ~」と思った 経験がありせんか?

 

実は…そんな気持ちの奥に 心の病が潜んでいる場合があるのです。

病気になりたい病気、ミュンヒハウゼン症候群とは

この病気はミュンヒハウゼン症候群と言われ、別名は 悲劇のヒロイン願望が

強いため「悲劇のヒロイン症候群」とも言われています。

 

特徴として最も大きいものは、自分が不幸だということを周囲にアピールし、

それによって同情を引きたがるということです。

 

自分がいかに不幸かということを話すことで、周囲の同情を受け そのことで

安心し 心が安定するわけです。

ミュンヒハウゼン症候群の特徴をチェック

ミュンヒハウゼン症候群の患者は、自分の不幸を周囲にアピールする為に

色々な手段・テクニックを使うことがあります。

 

たとえば…

 

自分の不幸を大げさに話して不幸話を盛ったり、ドラマチックに演出してみたり

いわゆる自分に酔ってしまう状態です。

 

不幸をアピールしないと同情を集められないと思い込んでいるので、

いくらでも不幸な話をアレンジしたり、嘘までついてしまいます。

 

そして もうひとつ特徴があります。

 

それは自分が幸せだと感じれば感じるほど、不安を感じてしまうということです。

ミュンヒハウゼン症候群は不幸な話を周囲にアピールして同情をかうことで、

心の安定をはかっているのです。

 

それなのに、もし自分が大事な 仕事を任せられたり、素敵な恋人が出来たりして

周りから羨まれるような 幸せな環境になってしまうと、今までの自分は不幸で

人から同情してもらえてたのに、それが出来なくなってしまうと感じてしまい、

心が不安になってしまうのです。

ミュンヒハウゼン症候群の症状

ミュンヒハウゼン症候群の患者は自分にとって幸せになりそうなことが起きると

嬉しい反面 漠然とした不安を感じて落ち着かなくなり、精神的に不安になります。

 

そして、結果的には自ら 自分の幸せを壊してしまうような、そんな行動に出る

ことすらあるのです。

 

不安のあまり 無意識に その幸せを壊してしまおうとしてしまう特徴があるわけです。

 

この病気は、圧倒的に女性が多いといわれています。

 

恋愛ドラマの、病気を患っているヒロインに憧れたりする感覚に

似ているかも知れませんね。

 

この病気は ウソが証明されなければ発覚しないため、病気かウソか判断が難しく、

実際は かくれ患者や、予備軍はたくさんいると思われます。

 

たとえば冒頭にお話しした 仮病を使って会社を休むという行為は

「仕事に行きたくない」という目的があるのでこの病気と関係ありません。

仕事で疲れたり ストレスを受け続けると「いっそ病気になって休みたい…」と

思うことは誰にでもあるものです。

 

これが ウソを付いて病気と偽り、多量の薬を飲んで病気のふりをしたり

ケガをしたと言って自らの身体を傷つけるような ことがあれば、

普通の人の度を超えているので、ミュンヒハウゼン症候群の可能性が

あるかもしれませんね。

ミュンヒハウゼン症候群の原因

ミュンヒハウゼン症候群の原因は、

幼少時の辛い思い出やトラウマ、悲しいさみしい などの強い感情が残るような 経験

からきているといわれています。

 

そのため 病気やケガをすることで、自分を見てもらえない!といった不満や不安が

解消されたような感覚に陥った経験から「自分のことを気にかけている人はいない」

と感じたとき「病気になれば周囲の人が心配してくれる、気にかけてくれるはず…」

という考えになるのです。

 

そうすれば持っている、不安や 見捨てられ感 が癒されるからです。

 

たとえ誰からも相手にされないような孤独な人であっても、入院さえすれば治療の為に

いろいろな人が話しかけてくれます。看護師さんも面倒を見てくれますからね。

 

病気やケガをすることで、かまってもらえない といった不満や不安が

解消されたような 感覚に陥った経験から「自分はいてもいなくても いいと思う」と

思ったとき、自分が 病気やケガをすることで周りから同情や心配をしてもらい

「あなたがいないと、こんなに困ると思わなかった。早く元気になって!」など

優しい言葉をかけてもらうことにより、自分の存在価値を確認して安心するのです

ミュンヒハウゼン症候群の心理

周囲の人が 大げさに心配してくれたり、強い同情の気持ちを示してくれたりすると

病気・虚言・演技による 第三者への「コントロール欲求」が強まります。

 

たとえば…風邪などで体調が悪い時「実は重い病気だといいな」と思い、

そこからネットなどで、症状を調べまくってしまう場合があるそうです。

 

その結果 病気への知識が高まり、ほんとうに病気が重症化したように

振る舞うことがあるそうです。

 

病気になりたい願望が エスカレートして「ガンになりたい」と思ったとします。

 

そうすると職場などで「実は… ガンにかかっていることが検査で分かった」と

いうようなことを、突然告白したりするのです。

 

すると告白した瞬間から、職場の人間関係がガラリと変わり、今まで冷たかった人も

急に優しい声をかけてくれたりと、仕事の面でも 周囲の人が何かと気を遣って、

優しい対応で甘えさせてくれる訳です。

 

結果「体調が悪ければ悪いほど 他人が愛してくれる、自分が弱々しく振舞えば

振舞うほど他人が助けてくれる」という考えになっていくのです。

 

その為、誰かが入院した という話を聞くと、猛烈に羨ましくなってしまいます。

入院したひとの話題が度々出るようになり、お見舞いにも来てもらえるなんて!

と思うと そんな状況に耐えがたくなるのです。

 

そして自分も「入院したい」願望がどんどん強くなります。これは ある種の

嫉妬からくるようなものです。

 

入院したい願望がエスカレートすると、自ら事故にあったり 入院しているひとに

対して悪く言ったりすることも。

 

「どうせ大した事ないよ」なんてセリフが出てしまうかもしれません。

でもその本心は、その人の入院(不幸)が羨ましくて仕方がないということなのです。

 

周囲の関心や同情を引くために 病気になりたい、または自分の体を傷つけたい

と思う反面、そこには隠された心理が存在するのです。

 

そこには 上位承認という欲求があります。

 

上位承認とは、自分が他人よりも 優位な関係で認められたいという欲求のことです。

この欲求を抱えている人は ナルシストの傾向が強かったり、他者に対して 猜疑心や

被害妄想を抱えているケースが多いと言われています。

 

つまり 他人を信用できないから それを支配する存在(病気・虚言・演技による第三者への

コントロール欲求)として振る舞いたくなるのです。

 

とくに 強い上位承認欲求を持っている人物は、

病人や怪我人であること

あるいは不幸な環境に置かれていることを 大げさに周りの人に吹聴することによって

他人からの同情や関心をかうことにより認められたい欲求を満たそうとするわけです。

 

ミュンヒハウゼン症候群の例

具体的には ミュンヒハウゼン症候群のAさんが仕事をしているときに

「今日すごく体調が悪い」と大袈裟に周りの同僚や上司に話をします。

 

すると同僚のBさんが「大丈夫?あまり大変だったら無理しないでね…」などの

優しい言葉や態度をとってくれます。 さらに ほかの同僚達も、「体調悪いのに 頑張って大丈夫?

頑張すぎないようにね」といつもより優しい言葉で、気遣ってくれます。

 

 

するとAさんは 周りの同情や関心を得たことで心が満たされ 安心し、周りから

認められたい承認欲求も満たされるというわけです。

 

ミュンヒハウゼン症候群のひとは、病気になることで 周囲の同情をかったり、

懸命に病気と闘っている姿をアピールすることで「頑張ってるね」と周囲に認められ、

「褒められたい」という目的のために虚偽を繰り返すのです。

 

そのため 褒められたい・認められたい・心配されたい 一心でその願望を

満たすために、自分で体調を悪くさせたり、病気になるように偽装したりする

するわけです。

 

実際に薬物を大量に飲んだりする方や、中には風呂の水を注射器で自分の体に

注入したりして、本当に健康を害する行為を行っている方もいるそうです。

 

みなさんにも経験がありませんか?

「転んで怪我をして帰ったとき、母親が心配して優しく手当てをしてくれた」

「熱を出したとき、家族や周りのみんなが心配してくれて、優しくしてくれた」

そうして 注目をあつめたり、心配してもらえることが、なんか特別な感じがして、

ほんの少し嬉しかった…なんてこと。 このように、体の不調があったり、病気になったりしたときに

「みんなに注目された」「すごく心配された」という感覚が忘れられず、味をしめてしまい、エスカレートして

偽装までしてしまうのが、ミュンヒハウゼン症候群なのです。

 

誰でも少なからず、甘えたい気持ちは持っていると思います。

程度の違いはありますが、多少なら可愛いものではないでしょうか?

 

一般的に男性よりも女性の方が 甘えん坊が多いのも、ミュンヒハウゼン症候群が

圧倒的に女性が多い要因 のひとつなのかもしれませんね。

 

そして 甘えたい心理として、

一番シンプルでわかりやすい行動パターンが

いつもは自分でやることを他人にしてもらうことで、自分で行動せずに欲求を

満たすことを求めて起こす行動です。

利き手に大きなケガをしたとして、いつもなら自分で食事できるのに

ケガの間は 誰かに食べさせてもらいます。着替えも手伝ってくれるかもしれません。

 

このように自分で行動せずに 他人に甘えられる快感で、心は癒され 安心し

そして 甘やかされたい願望が満たされるのです。

精神疾患のミュンヒハウゼン症候群

精神疾患の自傷行為が背景となっている場合があります。

 

たとえば パーソナリティ障害・心的外傷後ストレス障害・解離性障・統合失調症

知的障害等の症状などが挙げられますがこの中にミュンヒハウゼン症候群も加わります。

 

なぜなら ミュンヒハウゼン症候群とは、実際に病気やケガをしていなかったとしても

「周りの気を引きたい」「同情されたい」などの気持ち(欲求)が最優先だからです。

目的の達成のためには、手段はいとわないので 自傷行為もしてしまうわけです。

 

ミュンヒハウゼン症候群のひとは 演技性人格、または境界性人格が

顕著だという特徴を持っています。しかし 通常は知的でその場に応じた臨機応変な

行動に富んでいます。 「病気になりたい」願望があることから、ネットなどで病気について調べたり

しているので、医療に関する知識がとても豊富で、病気を模倣する方法も知っているので、さまざまな身体症状や

 

病状を模倣し、臨機応変に偽装することもあります。

模倣される病気としては心筋梗塞・吐血・喀血・下痢などが多いそうです。

 

実際にあった話では 医師が診察したところ、その患者の腹壁には縦横に

傷痕があったり、指や手足が切断されていることもあったそうです。

 

発熱は自分でバクテリアを注入したことが原因の場合も しばしばあるそうです。

また、大腸菌が感染菌であることが多くみられるようです。

ほかにも 尿検査の時に尿の中に砂糖を入れて糖尿病になったり、あるいは 尿に卵白を

混ぜて腎臓病になるという人もいます。さらには、インシュリンを注射して低血糖症を

装ったり、抗凝血剤を使って出血しやすくし、抜いた血をカテーテルで膀胱に入れて

血尿を装う、または、金具などを肛門から入れ、腸の内部を傷付けて出血させる人も

いるそうです。

 

ミュンヒハウゼン症候群は 虚偽性障害の一種です。

その虚偽性障害としての特徴が強く出てくると、自分の本名を隠して「偽名」で

病院を受診することもあます。

 

同一の主治医と関わり合うことを嫌って(嘘の病気や偽名であることがばれるため)、

次から次に医師を変える「ドクターショッピング」という行為をを行うことがあります。

ドクターショッピングは 日常的に繰り返され、検査や手術などを何度も繰り返します。

また、さまざまな診療科を受診するなどの行動をとる場合があります。

 

そのために患者の病歴は多彩であり、多種多様な既往歴を話す事が多くみられます。

ただし 周囲の関心や同情を引くのが目的なので、時期や内容が話す相手によって

変わることもしばしばです。

 

そして過去の病歴を隠そうとするので、過去に受診歴のある医療機関と連絡を

とったり 家族に確認をとろうとすることを嫌がるようです。

 

ミュンヒハウゼン症候群のひとは、「病気になりたい」願望があることから、

日頃からネットなどで病気について調べたりしているので、医療に関する知識がとても

豊富だと言う事はお話ししました。

 

虚偽性障害が強く出て、ドクターショッピングを繰り返すようになると、

ますます医療に関する知識は豊富になってきます。 それにより、手術マニア

といったような人たちが存在してきます。

 

精神的な依存からきている症状ですですが、特徴としては 手術の繰り返しによって

作られた独特な手術痕が見られたり、繰り返し同じ場所に対して自傷行為を行った為に

残った褥瘡などが確認されることがあります。

ミュンヒハウゼン症候群まとめ

ミュンヒハウゼン症候群とは、パーソナリティ障害の中の虚偽性障害のひとつで、

身体症状が主で慢性的で且つ重症のものを言います。

 

自分に周囲の注意を惹きつけるために、いろいろな虚偽の話を作り上げます。

その話の内容は、主に病気やケガに関することがほとんどです。

 

病気やケガを手段として同情を買って、周囲の人との人間関係を操作しようとするものです。

 

虚偽性障害以外の他のかたちでは、精神的な徴候および症状を装う場合があります。

たとえば、抑うつ・幻覚、妄想・またはPTSDの症状を装うことがあります。

 

これらの場合も 明らかな目的は、病人になりすまして 周囲からの関心・同情を

受けることです。また、この精神的症状と身体的症状の両方を作り出すこともある

そうです。

 

一見誰にでも 少しは当てはまる心理状態なので、ここからエスカレートしていくと

こんな恐ろしい症状がでるのかと驚いた方もいるのではありませんか?

悲劇のヒロインぐらいなら、自分の周りにいるかもしれないですね…

 

でもミュンヒハウゼン症候群かも??と思ったら、付き合い方に気

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