皆さんは経費毒を知っていますか?

ナチュラルやオーガニックにこだわった製品が増え続ける中、同時に経皮毒という言葉を聞くことも増えてきました。

 

経皮毒の侵入経路とは?

私たちが外界から物質を取り入れる経路は3つあります。

口から食べ物として取り入れる「経口吸収」。呼吸により取り入れる「経気道吸収」。そして皮膚から吸収される「経皮吸収」です。

経皮毒は、皮膚からの経皮吸収を通じて、有害な化学物質を体内に取り入れてしまうことをいいます。

 

経皮から吸収されたものは排出されにくい

皮膚から吸収された化学物質は、10日経ってもその10%ほどしか排出されません。

口から吸収したほとんどの化学物質は、肝臓といった消化器官を通り、分解され排出されてしまいます。

しかし、経皮吸収したものは消化や分解する器官を通らないので、そのまま皮下脂肪に蓄積されたり、血液を通って子宮や脳に蓄積されると言われています。

化学物質が肝臓を通った場合と比べて、皮膚を通った場合の分解率はたったの2%と言われています。

 

化学物質は分子量が小さく、皮膚から吸収されやすい

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層でできています。

その中の表皮は、何層かの角質層でできています。

体の場所によって角質層の厚さが違います。

角質層は分子量500以上の微生物やウイルスの分子を通さないバリアになっています。

自然界に存在するものは、この角質層を通過できないといわれています。

しかし、現在、界面活性剤をはじめ、私たちのまわりの日用品などの多くに使われている化学物質は、極めて小さい分子の集合体でできています。

それらは私たちの皮膚を簡単に通り抜けてしまうのです。

 

経皮毒の蓄積場所

経皮吸収された化学物質は、一度吸収されると皮下脂肪に蓄積されるか、血液などを通って体全体に回ります。

多くの化学物質は脂溶性のため、皮下脂肪はもちろん、脂肪の塊である脳にも蓄積されやすいと言われています。

また、女性は子宮に、男性は前立腺等に蓄積されやすいそうです。

 

子供へ受け継がれる経皮毒

子宮へ蓄積されやすい経皮毒は、子供にも影響を及ぼすと考えられています。

母親の羊水や胎盤を通じて、子供に移行していくそうです。

最近では、昔と比べて、アレルギーの子供や集中できない子供、免疫力のない子供が増えている原因の一つと考えている専門家もいるそうです。

 

身の回りの物に潜む経皮毒

〈シャンプー・リンス・カラーリング剤〉

頭皮は、腕に比べて3.5倍も経皮吸収率が高いです。

シャンプーの殆どの成分が界面活性剤といわれる経皮毒性を持つ化学物質です。

使い続けると、皮膚のバリアを破壊し、薄毛などの原因にもなります。

 

リンスには、界面活性剤の他に香料、柔軟剤や帯電防止用の物質が含まれています。

そのため、いい香りが続き、さらさら感が長持ちします。

しかし、長期的にみると髪の毛を傷めてしまっている場合があります。

特に気を付けたい成分は、ラウリル硫酸系、ラウレス硫酸系、スルホン酸Na、ポリソルベート、パレス等です。

シャンプーとリンスを選ぶときは成分に気を付けて買うようにしたいものですね!

 

同じく、頭皮に使用するカラーリング剤やパーマ液にも、経皮毒があると言われています。

髪の毛に色素が浸透するのと同じように、頭皮からも液を吸収します。

長年カラーリングをやり続けると、頭蓋骨にも色が付いているとも言われています。

 

〈入浴剤〉

お風呂は、皮膚全体から化学物質を吸収してしまう場所なので注意が必要です。

特に腕の42倍の経皮吸収率がある性器も無防備になっています。

また、温度が高いと経皮吸収率も上がるため、通常より化学物質を吸収しやい状況です。

防腐剤のサリチル酸、パラベン、合成着色料、合成香料などは、アレルギーを誘発させます。

 

〈洗濯用洗剤〉

洗濯物の白さを強調する洗濯用洗剤は、キレイになったような気がするので、ついつい選んでしまいがちですが、その分蛍光増白剤や漂白剤が使用されています。

蛍光増白剤は、ふきんなどの食品に触れるものには全て使用が禁止されています。

また、部屋干しの嫌な臭いを消すためには抗菌剤が、柔軟剤には陽イオン界面活性剤が使用されます。

これらは全て衣類に付着し、それを使用すると肌から体に吸収されます。

アトピーなどのアレルギーをひどくさせる可能性もあります。

また、自然分解しにくいので、水質汚染にも影響があります。

 

〈歯磨き粉〉

口の中などの粘膜吸収率は、経皮吸収率に比べ10~20倍も高くなっています。

飲み込まないから安心と思われがちな歯磨き粉は、実は一番気を付けないといけないと言われています。

歯磨き粉には、発泡剤としてのラウリル硫酸ナトリウムや、研磨剤、合成香料や合成着色料など注意が必要とされる成分がたくさん使用されています。

さらに、ポロピレングリコール(PG)といった界面活性剤が使われていて、これは他の成分の吸収を促進させます。

 

経皮毒を考える

経皮毒は、賛否両論たくさんの意見や情報があります。

今の時代、きりがないくらいの化学物質が身の回りにあります。

ですが、その化学物質に助けられていることは事実です。

これからの健康のために、全ての化学物質を排除しようとするのは無理があるので、

自分が出来る範囲内で少しでも排除できるものを考えてみましょう。

 

どの情報が正しいとかではないですが、仙台の「アトモス」では、その人に合った情報を発信していきたいと思います!