白内障は、50代の7割、60代の9割が罹患するという身近な病気です。
卵の透明な白身に熱を加えると白くなるように、目の中でレンズの役割をする透明な水晶体のタンパク質が白く変性して見えづらくなって起こります。
治療法は残念ながら手術のみ。
加齢や遺伝の要因が大きく老化現象の一つと言われる白内障ですが、生活習慣の影響も見逃せません。
生活習慣から白内障を予防する方法をまとめました。
白内障の予防法1 サングラスで紫外線を防ぐ
紫外線が目に入ると、角膜や水晶体にダメージを与え、白内障の発症リスクを高めます。
白内障を予防するには、できるだけ目に紫外線を浴びないための工夫が必要です。
サングラスは目を紫外線から守るための有効な手段です。特に5月から8月にかけては紫外線量がぐんと増える季節、サングラスを活用して紫外線をカットしましょう。
サングラスの選び方は、色の濃さよりも「紫外線カット率」の高さで選びましょう。
普通のメガネやコンタクトレンズにも紫外線カット機能のついたものなら安心です。
白内障の予防法2 食事で活性酸素に対抗する
老化の一環として起こる白内障を予防するには、老化の原因「活性酸素」を抑制しましょう。
活性酸素は、体に侵入したウイルスや病原菌を退治する働きをしていますが、増加すると体内で酸化が起こり、正常な細胞を傷つけてシワやシミなどの老化現象の原因となります。
活性酸素を抑制するには、ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノール等の抗活性化酸素を摂取することです。
抗活性化酸素は緑黄色野菜に多く含まれています。ビタミンは熱で壊れるため、サラダ等の生野菜を食事に取り入れましょう。
白内障だけでなく、動脈硬化や脳梗塞の予防にもなりますよ。
白内障の予防法3 禁煙する
タバコに含まれるニコチンやタールはビタミンCを破壊します。
タバコを1本数ごとに、25〜70mgのビタミンCが体内から失われ、活性酸素に対抗する力が低下します。
喫煙者は白内障に罹患するリスクが非喫煙者の3倍にも上昇するという報告もあるほどです。
白内障予防のためには、禁煙するかできるだけ本数を減らしましょう。
白内障の予防法4 眼精疲労を改善する
紫外線だけでなく、蛍光灯やPC・スマホのディスプレイなどの人工光も浴び続けると目にダメージを与えます。
目を休めても疲れが取れず、疲れ目、目のかすみ、頭痛、充血、視力低下等が現れる症状を眼精疲労と呼びます。
白内障は主に加齢によって起こりますが、目に人工光を浴びて酷使することによって発症年齢が低くなってきています。
こまめに目を休ませて白内障を遠ざけましょう。
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