緑茶習慣でがんを予防

日本人には最も身近な飲み物の「緑茶」ですが、実はがんなどの病気による死亡リスクを減らしてくれるスーパー健康ドリンクであることをご存じですか?

緑茶に含まれる渋みの成分「カテキン」には、抗酸化作用・抗菌作用・発がん抑制作用・認知症発症リスク軽減などのうれしい健康&長寿効果がたくさんあります。

その他にも、動脈硬化を予防してくれる葉酸などのビタミンやミネラル、リラックス効果のあるうまみ成分「テアニン」も豊富に含まれています。

今回は、特に緑茶のがん予防効果について、最近の研究データと効果的な飲み方をまとめました。

なじみが深く安価な緑茶だから、毎日、無理なく続けられる健康習慣になると思いますよ。

緑茶はがん予防に効果があるの? 最新の研究まとめ

一部の健康食品は、がん患者さんのQOLの改善や予後の改善に寄与する可能性があるとして研究が進められています(※1)。

中でも緑茶に含まれるカテキンについては、がんを予防する効果について多くの研究機関で調査・研究が行われています。

緑茶は、どの程度がんリスクを軽減するのでしょうか? また、どのぐらい緑茶を飲むと効果が表れるのでしょうか?

最新のデータから見てみましょう。

※1 参考文献『がんの補完代替療法 クリニカル・エビデンス』(緩和医療ガイドライン委員会,金原出版株式会社,2016)

緑茶の産地、静岡県民はがん死亡率が低い!

緑茶の一大産地・静岡県では、一世帯あたりの緑茶年間購入数量が全国平均の886gの2倍以上、なんと1972gに上ります。支出額でみると、全国平均4,248円に対して、静岡県は1万750円。(※2)

さらに、自分の畑で緑茶を育てている緑茶農家は購入しないで自家消費をしていることを考えると、実際の消費量は更に増えると推察されます。

静岡県の一部の小中学校ではお茶が出る蛇口が設置されていたり、給食にも「茶飯」が取り入れられるなど、子どもの頃からお茶に慣れ親しんでいるようです。

静岡の子どもといえば『ちびまるこちゃん』が全国的に有名ですが、父・ヒロシが二日酔いになったときにまるちゃんが「渋~い緑茶」を勧めるシーンがありました。「緑茶は体に良い」というのが静岡では常識なのですね

そんな静岡県では、全国よりもがんの罹患率が低くなっています!

静岡がんセンターによる統計(※3)によると、平成24年に静岡県民ががんにかかった割合は、前年の全国推計値と比較して男女ともに胃がんが低く、男性の前立腺がん、女性の肺がん、も低い結果となりました。

全国とのポイントを比較すると、以下のようになります。

男性
胃がん -11.1
前立腺がん -8.5

女性
胃がん -3.9
肺がん -2.8

静岡県のお茶習慣を見習いたいですね。

※2 「家計調査(二人以上の世帯)都道府県庁所在地および政令指定都市別ランキング(平成24~26年平均)」より
※3 
静岡県のがん(悪性新生物)の統計(グラフ)

1日10杯の緑茶でがんのリスク減・埼玉県立がんセンター

所変わって埼玉県立がんセンターでは、「緑茶カテキンによるがん予防と転移抑制機構の物理学的・分子生物学的解析」を世界に先駆けて進めています。

なにやら難しそうですが、緑茶カテキンはがん細胞を固くし、その結果として転移を起こりにくくしているということです(※4)。

緑茶は副作用がなく、安価で、しかも様々な臓器のがんを予防するということで、がんの予防に緑茶を推奨しているそうです。

がんの予防に効果を発揮するには(がん予防有効量)、1日10杯を飲む必要があるそうです。うーん、結構多いですね。

と、思ったら、カフェイン量を1/3に低減した低カフェイン緑茶エキス粒が農林総合研究センター茶業特産研究所により開発されていました! これならカフェインをあまり気にせずゴクゴク飲めますね。

緑茶のがん予防効果については、さらに研究が進行中とのこと。

※4 緑茶カテキンによるがん予防と転移抑制機構の物理学的・分子生物学的解析

がん死亡リスクとの相関はないが脳梗塞死亡リスクは低下・東北大学

なお、われらが東北大学の研究(※5)では、「緑茶摂取とがん死亡リスクとは関連がみられませんでした」と結論づけています。

ただし、比較対象したのは緑茶の摂取量が1日あたり1杯未満の人、1~2杯、3~4杯、5杯以上の4グループでした。

埼玉県立がんセンターの「一日10杯以上」にははるかに及ばない量で、5杯以上でも5~6杯では全く有効量に足りていません。

しかし、それでも脳梗塞などの循環器疾患を含めた死亡リスクは、緑茶を多く飲むほど低下するという統計学的な結果が出ています!

緑茶を1日に1杯未満しか飲まない人と、5杯以上飲む人を比べると、リスクは男性で12%、女性で23%、それぞれ低下。女性で特に顕著な差が表れています。

1日10杯は無理でも、朝昼版とおやつの時間で5杯飲むだけでもすごい健康効果が表れるようです!

※5 緑茶を多く摂取する人では循環器疾患死亡、特に脳梗塞死亡リスクが低下する

緑茶をよく飲む女性は胃がんのリスクが低下・国立がん研究センター

国立がん研究センターの研究によると、男性では緑茶を飲む量と胃がんのリスクには関連が見られなかったのに対し、女性では緑茶をたくさん飲む人ほど胃がんのリスクが低下したそうです。1日1杯未満のグループと1日5杯以上のグループを比較すると、後者の方が21%も胃がんのリスクが低くなりました(※6)。

なぜ、このような男女差が生じるのかについては、さらに研究が必要とのことですが、可能性の一つとして、女性で5杯以上飲むグループではより多く緑茶を飲んでいるのではないか、ということが挙げられています。

やっぱり5杯と言わず、たくさん飲めば飲むほど良いようですね!

※6 緑茶と胃がんリスク

緑茶をおいしく飲んで心も体も健康に

緑茶はペットボトルでも手軽に飲めるようになりましたが、お家では急須でいれるとおいしくて経済的です!

お湯の温度と蒸らし時間がポイント。おいしい煎茶の入れ方を確認しておきましょう。

煎茶のおいしいいれ方

<2人分>
茶葉 4g (ティースプーン2杯分)
お湯 200ml (普通の茶葉なら90℃、高級茶葉なら80℃が目安です)

  1. 急須に茶葉4gを入れます
  2. 沸騰したお湯をいったん湯のみに取り、急須に注ぎます
  3. 約30秒間蒸らします(茶葉の細かい深蒸し煎茶の場合は、やや短めに)
  4. 濃さが均等になるよう、湯のみに何度かに分けて注ぎます
  5. 2煎目は蒸らさずに、お湯を注いだらすぐ湯のみに注ぎます

出がらしの茶葉には、まだ7割もの栄養素が残っています。捨てないでお料理にリサイクルしましょう。ただし、傷みやすいので注意!

  • かつおぶしとしょうゆをかけて、おひたしに。
  • 炒るとフリカケに。
  • クッキーやケーキに入れても風味が出ます。

がん予防の最新補完代替医療の調圧ルーム

がんの代替療法なら調圧ルーム

がんの補完代替医療、調圧ルームをご存じですか?

がん細胞が好む体内の低酸素・低体温状態を改善し、免疫力をアップできる「生体治癒力向上装置」として特許を取得! 多くのがん患者さんにがんの治療と併用して、また治療後の再発予防にご利用いただいています。

がん患者さんの口コミはこちら

がんは酸素が嫌い|がんの有酸素運動療法・酸素療法|仙台でがんの免疫療法なら

ミヤギテレビの取材も受けました!

ミヤギテレビの取材を受けるアトモス

その他、冷え症(冷え性)、低体温、低血圧、低血圧、血行不良による頭痛や肩こり、腰痛、便秘、眼精疲労などの改善も期待できます。

仙台のアトモスで健康長寿を目指しましょう!