低血圧とは

なんとなく全身がだるい、朝なかなか起きられない、慢性的な肩こり、めまいなどにお悩みではありませんか?

自律神経失調症や軽度のうつ病の症状にも似ていますが、低血圧症の可能性もあります。

低血圧症とは

低血圧とは、全身の動脈圧が正常値よりも低下している状態のことを言います。

最高血圧が慢性的に100mmHg未満で、かつ自覚症状があり、日常生活に支障のある場合を特に低血圧症と呼びます。

高血圧と違って、低血圧状態では症状が表れなければ問題がなく、低血圧で特に症状のない人は全体の8~9割程度です。

低血圧症の症状

低血圧の主な症状には、次のようなものがあります。

頭痛・肩こり 眩暈(めまい)・立ち眩み(たちくらみ) 動悸・息切れ 不眠・朝起きられない 食欲不振・吐き気 胸やけ・胃もたれ 倦怠感・だるさ 手足の冷え

中でも代表的な症状は眩暈・立ち眩み、朝起きられない、ですが、手足の冷えも実は低血圧の症状の1つです。

低血圧症だと手足の先で血流が滞りやすく、うっ血状態のようになるため手足の先が冷えやすくなります。

気温が寒い時期に多い冷え症ですが、低血圧症が原因の冷えは夏でも手足が冷えるのが特徴です。

低血圧症の種類

低血圧

低血圧症には、体質によるものと、病気等によるものがあります。主な低血圧症の種類は次の通りです。

本態性低血圧

本態性低血圧とは、病気などの原因がなくても常に血圧が低い状態のことをいいます。この本態性低血圧が低血圧全体の8割を占めると言われています。

必ずしも自覚症状があるわけではなく、症状には個人差があり、季節によっても変動があります。症状が無ければ、命に危険はなくむしろ長寿傾向にあり、血圧の低い「健康な人」という扱いです。

症状が重くなると、登校や出勤など日常生活が困難になることもあります。治療が必要なときには、薬で血圧を上げるのではなく不快症状の軽減を主に治療することになります。

≪特徴≫
  • やせ形の体形
  • 筋肉が少ない
  • 疲れやすい
  • 顔色が青白い等

虚弱体質の人が多く、女性にも多い傾向があります。また、朝に弱く、午後から調子が良くなる、春や秋など季節の変わり目に体調を崩しやすい特徴もあります。

起立性低血圧

起立性低血圧とは、横になった体勢や座った耐性から急に起き上がったとき・立ち上がったときに血圧が下がることを言います。立ちくらみ、めまい、失神などの症状が表れることがあります。

動作による一時的な症状で、普段血圧が低い人でなくても起こる可能性があります。

症候性起立性低血圧

症候性起立性低血圧は、病気や薬によって「起立性低血圧」が起こることを言います。

パーキンソン症候群や大動脈弁狭窄症・僧帽弁狭窄症、アジソン病・副腎機能不全、糖尿病による自律神経障害などの病気が原因になりやすいことが知られています。

また、症状を引き起こす可能性のある薬としては亜硝酸製剤・降圧薬・精神安定剤・向精神薬・抗パーキンソン薬などがあります。

食後性低血圧

食後性低血圧とは、食後に限ってめまいや立ちくらみを起こす一過性の低血圧状態を言います。

食べ物を消化・吸収するときには胃腸に血液が集まり、普通なら自律神経の働きによって血圧や心拍数が上がり血液循環量を補おうとしますが、自律神経がうまく働かない場合に脳に回る血液量が減少し、食後性低血圧が起こります。

二次性低血圧

二次性低血圧とは、病気によって血圧が下がるもので原因がはっきり分かっているもののことを言います。

急激に血圧が低下するものを「急性二次低血圧」、常に血圧が低い状態を「慢性二次性低血圧」と区別します。

心臓病・胃腸疾患・内分泌の異常や、先天的奇形などが低血圧を伴う可能性の高い病気の例です。

透析時低血圧

人工透析を受ける人に起こる低血圧透析時低血圧と呼びます。

血液透析中に血液循環量が減少することによって起こり、意識を失ったり死亡したりすることもありますが、事前の予防で対策が可能です。

高齢者と低血圧

高齢者と低血圧

自律神経の調整が働かないことで起こる「起立性低血圧」や「食後性低血圧」は、高齢者に起こりやすくなっています。

めまい・立ちくらみを起こした高齢者が転倒し、骨折するなどの危険もあります。

転倒を防ぐためには、ゆっくりと上半身を起こし、頭の位置を低くして立ち上がるなどの対策が必要です。

低血圧の症状を改善する方法

病気による低血圧の場合は原因となる病気を治療することで改善されますが、体質による低血圧の場合は治療というよりも体質改善になります。

日常的な習慣を少し変えていくことで、体質を改善し低血圧の症状を抑えることができます。

低血圧を改善する日常生活

自律神経のバランスの乱れは低血圧の原因になりますので、意識的に自律神経を整える生活が低血圧の症状も改善することにつながります。

自律神経を整えるには、日常生活で次のようなことに気を付けましょう。

  • 規則正しい食事
  • 日光を浴びる
  • 規則正しい十分な睡眠を取る
  • 適度に運動する
  • 精神的なストレスを溜めない

また、起立性低血圧の場合は、立ち上がるときに急に動かず動作をゆっくりにすることでめまい・立ちくらみを予防できます。

低血圧に効果のある食事

低血圧の改善には、滋養がありバランスの取れた食事が不可欠です。

≪良質のたんぱく質を含むもの≫
魚 赤身の肉 乳製品 豆腐 卵 など

≪ビタミン・ミネラルが豊富なもの≫
海藻類 野菜類 ナッツ類

≪カフェインを含むもの≫
お茶 紅茶 コーヒー
*カフェインには血圧を上げる効果がありますが、コーヒーで1日450ml(カップ2~3杯)を限度に飲み過ぎないようにしましょう。

≪塩分≫
塩分摂取量の目安は、成人で1日10gまでとされていますが、低血圧の人は10g~12g程度をとると良いようです。

和食にはみそやしょうゆ等、塩分が十分に含まれていますので、野菜の漬物や豆腐とわかめの味噌汁など和食を中心に献立を考えると自然と低血圧対策になります。

≪低血圧にはNGな食品≫
アルコールは血管を拡張し、血圧を低下させます。

また、食事ではありませんがタバコは血管を収縮させて血流を悪くしますので避けましょう。

運動で低血圧を改善

運動で低血圧を改善

足は第二の心臓と呼ばれるほど、血流に重要な役割を担っています。低血圧では特に下半身の血流が滞りがちになりますので、下半身の筋肉を鍛えて血行を改善しましょう。

≪下半身の筋肉を鍛える運動≫
散歩 ストレッチ ウォーキング 水泳 など

*運動を行うときは、水分をしっかりとって脱水症状を予防しましょう。
*起立性低血圧の人は、急激に運動をやめるとめまいなどを起こす場合があります。ゆっくりと運動を終えるように注意しましょう。

低血圧からくる冷えを予防する入浴方法

入浴による熱と水圧でも血行を改善できます。

≪半身浴≫
熱めのお湯に下半身まで浸かると血行が改善し、水圧で下半身の血流を心臓に戻すのを助けまます。

≪温冷交代欲≫
熱めのお湯に2分間浸かり、手足に冷たいシャワーを10秒ほど充てるのを交互に5回ほど繰り返します。血管の収縮力が上がり、低血圧を改善する効果があります。

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